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Blog /歯周病だけじゃない!歯ぐきが下がる5つの原因と正しいケア

歯周病だけじゃない!歯ぐきが下がる5つの原因と正しいケア

歯ぐきが下がって歯が長く見える…加齢だけが原因ではありません

鏡を見たときに、
「前より歯が長く見える気がする…」
「笑ったときに歯ぐきが下がって目立つのが気になる」
そんな不安や違和感を覚えたことはありませんか?

実は、この「歯ぐきが下がる(歯肉退縮)」という現象は、
決して珍しいものではありません。
しかし、
自然に治ることはありません。
そして多くの方が、「年齢のせいだから仕方ない」と誤解してしまい、対処が遅れてしまうケースが非常に多いのです。

 

歯ぐきが下がる原因は加齢だけではない

確かに、加齢とともに歯ぐきが下がることはあります。
しかし実際には、それ以外にも多くの原因が関係しています。代表的なものは以下の通りです。

 

①強すぎるブラッシング

「しっかり磨かなければ」という思いから、硬めの歯ブラシで力強く磨いてしまう。
これは歯ぐきを傷つけ、徐々に歯ぐきが下がる重要な原因となります。

 

②歯周病

歯周病は歯ぐきの炎症から始まり、進行すると歯を支える骨まで失われます。
その結果、歯ぐきが下に下がり、歯が長く見えるようになります。
40代以降に急増しますが、若い世代でも起こり得ます。

 

③噛み合わせや歯ぎしり

食いしばりや歯ぎしりは歯や歯ぐきに過度な負担をかけます。
継続すると骨や歯ぐきが下がりやすくなります。

 

④矯正治療中の負担

歯を動かす過程で歯ぐきに負担がかかり、下がることがあります。
決して矯正が悪いわけではありませんが、適切な管理が不可欠です。

 

⑤喫煙

タバコは血流を悪くし、歯ぐきの治癒力を低下させます。
歯周病の進行を早める大きな要因でもあります。

 

歯ぐきが下がると起きる問題

歯肉退縮を放置すると、以下のようなリスクが高まります。

  • 歯がしみる(知覚過敏)
     
  • 歯ブラシが当たると痛い
     
  • 見た目のコンプレックスが強くなる
     
  • むし歯や歯周病のリスク増
     
  • 最終的に歯を支える骨が減り、歯を失う可能性も
     

特に知覚過敏は、歯ぐきが下がったことを知らせる重要なサインです。

 

歯ぐき下がりの改善・予防のためにできること

 

✔ 歯ブラシと磨き方を見直す

・柔らかめのブラシに変更
・ペンを持つように軽い力で
・細かい動きで磨く

 

✔ 歯周病の検査と専門的なクリーニング

歯ぐきの健康状態を把握することが大切です。
進行度に応じて適切な治療方法があります。

 

✔ 食いしばり・歯ぎしりの対策

必要に応じてマウスピース(ナイトガード)を活用します。

 

✔ 生活習慣の改善

禁煙、ストレス管理、規則的なメンテナンスは重要です。

 

✔ 歯ぐきの再生治療の選択肢

症状や状態に応じて、歯ぐきを回復させるための治療が可能な場合もあります。
その可否は検査により判断します。

 

まとめ|歯ぐきが下がったら、まずは原因を知ることが大切です

歯ぐきの後退には必ず理由があります。
そして、放置すればするほど回復が難しくなることも事実です。

「気になるけど、相談するほどでもないかな…」
そう思う方こそ、早めのチェックをおすすめします。

歯ぐきは、早期に向き合うほど守ることができます。
小さな違和感を見過ごさず、一度専門家に相談してみませんか?

 

ご相談はお気軽にどうぞ

カバサワデンタルオフィスでは、
歯ぐきの状態や原因を丁寧に検査し、最適なケア方法をご提案しています。
無理な治療をすすめることは一切ありません。
「歯ぐきの下がりが気になる」「知覚過敏がある」など、どんなことでもご相談ください。

 

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記事監修者情報
辻堂カバサワデンタルオフィス

院長 椛沢 岳芳

学会・所属団体

  • 5-D Japanインストラクター
  • 5-D FST 役員
  • 5-D Young役員
  • 湘南デンティストリー 顧問
  • 日本顎咬合学会 会員
  • 日本歯内療法学会 会員
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本顕微鏡歯科学会 会員
  • 日本歯科保存学会 会員
  • 日本歯科審美学会 会員