Blog /開業して15年が経とうとしています。

皆さん、こんにちは。
辻堂駅南口駅前の歯医者、カバサワデンタルオフィス院長の椛沢です。
当院も早いもので2011年4月の開業から丸15年が経とうとしています。地域に根ざした歯科医療の提供というコンセプトから始まり、開業当初からお付き合いいただいている患者様とはもう15年のお付き合いということになります。
開業時から、患者様にとって最良の治療を提供するという診療方針で取り組んでまいりました。そのためにも日々の私たちの研鑽は最重要項目で、月に1〜2度のセミナー参加のための出張を続けて参りました。
元々、都内のインプラントセンターに勤務し歯科医師1年目からインプラント治療に携わらせていただいておりましたので、インプラント経験年数も25年という実績になります。25年前のインプラント治療は現在とは考え方も大きく異なり、基本的な概念こそ変わりませんが、より長期の安定性の確保や低侵襲(いかに短時間で痛みや腫れを少なくするか)な治療へと変遷してきました。
インプラント治療はどこの歯科医院でも提供できる治療手段として普及している現状ですが、大切なことはその治療を提供する技術もさることながら、いかに診査と診断を確実に行ない長期予後に寄与するかという所にあります。
インプラント治療はとても優れた治療方法です。歯を失ったところに再び自分の歯と同じように噛める機能を取り戻すことができるのですから。私自身も歯を失うことになったらインプラント治療によって歯を作り直したいと考えています。
人は、歯を失うとその失った本数と年齢に比例して、咀嚼という脳への信号伝達が少なくなることから認知症を発症するリスクが高まることや、清掃性が低下するので歯周病に罹患しやすくなり循環器系の疾患や糖尿病の発症リスクや重篤化リスクも高まるということは、過去の研究からも明らかになっています。
自分の歯でしっかり噛めるという重要性は、食事を楽しむことと直結しますが何よりも脳の活性や全身健康において非常に重要なのです。
一方、これだけインプラント治療が普及している現在の歯科医療において、安易に抜歯してインプラントすればいいという訳ではありません。10年後20年後に更にご自身の口腔内がどのように変化していくかを考えた治療計画が重要で、生涯にわたってお口のことで困らない、全顎的な視点に基づいた治療計画こそが、インプラント治療の成功を左右するのです。
【インプラント治療の「専門的な研鑽」がもたらす優位性】
私が25年という長きにわたりインプラント治療に携わり続けているのは、この治療法が持つ可能性を最大限に引き出すためです。専門医によるインプラント治療が優れている点は、単に手術の技術が高いという点にとどまりません。高度な知識に基づく正確な診断、最新のCTやシミュレーションを用いた精密な治療計画、そして予期せぬトラブルや合併症への対応力です。
特に、当院では**「5-D Japan」での研鑽を通じて培った、機能性と審美性の両立を追求する全顎的なアプローチを採用しています。骨の状態や噛み合わせ、歯周組織との調和を深く考慮することで、インプラントを「口腔全体の長期安定**を支える構造の一部」として機能させます。
【低侵襲で安心のインプラント治療と長期安定】
当院では、患者様の体への負担を最小限に抑える低侵襲な手術(フラップレスやガイデッドサージェリー)を積極的に取り入れ、腫れや痛みを抑え、回復期間を短縮します。
さらに重要なのは、手術が終わってから始まる長期メンテナンスです。インプラントは、治療後の適切なメンテナンスによって、その長期安定性が決定づけられます。私たちは、治療後も患者様のお口の健康を生涯にわたってサポートする「かかりつけ医」としての役割を担い、20年、30年と快適に使用し続けていただくための体制を整えています。
【経験と技術が未来を創る】
歯を失うことは、人生の質(QOL)を大きく左右する問題です。確かな知識と25年の実績を持つ専門的なドクターによるインプラント治療は、単に歯を取り戻すだけでなく、心身の健康と自信を取り戻すための最高の投資です。
インプラント治療に関するご不安やご質問がございましたら、カバサワデンタルオフィスまで、ぜひ一度ご相談ください。丁寧なCT診断とカウンセリングを通じて、あなたにとって最適な治療計画をご提案させていただきます。
